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CFO専門の人材育成・紹介と企業向け研修の
デルタウィンCFOパートナーズ

実績・エピソード紹介

私どもの特徴(強み)は、「独自のCFO評価・選定法」を持っていることと、「日本で唯一最強のCFOネットワーク」を持っていることですが、この2つに関するエピソードをご紹介します。

管理部門全体を見直す中で、CFO人選を試みたA社のケース

A社は、大阪をベースとする製造業で設立以来長い歴史を持つ名門企業と言えますが、バブル期に 不動産事業に手を出し、これがもとで会社破綻に追い込まれた企業です。ある企業再生ファンド(株主) より、社長とともに再建・再生を主導する強力なCFOを紹介して欲しいとの要請を受けました。ここまでは よくある話しですが、この案件が他と違う点は、企業再生ファンドよりいわれたCFO要件に従って人選 するだけではなかったのです。もう一つ、こういう注文(要件)がつきました。「管理部門の人間が20名とあまりに多すぎる。これを半分の10名にし、少数精鋭の効率的な強力な経営管理部隊をつくり、その 上に最もふさわしいCFOを置いてくれ、2ヶ月以内に」というものでした。少数精鋭、効率的、強力ーーー その上に最適なCFO,これをどう実現するか。管理部門の中でも余剰人員を抱えているのは財務経理経営企画部門で、人事、総務部門はかなりスリム化しており効率化が図られていました。

ここで威力を発揮したのが、私ども独自で開発した「CFO評価選定法」でした。私どもでは、CFOの人選に あたり、候補者を、①ファイナンシャル・スキル(財務・経理税務)評価、②経営戦略・経営管理スキル評価 ③マネジメント力分析の三つの観点から評価しています。それぞれ、115スキル、50スキル、20項目から なっており、①②は合計2時間のインタビューを通して評価し、③は外部の専門会社を使って調べます。
この「CFO評価選定法」は、何もCFO候補にのみ使われるものではありません。

まず手がけたのが、これを財務・経理、経営企画部門全員に実施し、スキルやマネジメント力のレベルを 把握したのです。そして、仕事量とその評価結果から、適正人員数を20名(うち、財務経理、経営企画部門 は14名)から12名(さすがに10名にするのは困難でした。うち、財務経理、経営企画部門は6名)にしました。
これで「少数化」は間違いなく達成されますが、次に、「精鋭、強力な」部隊をどうつくるか!それは、先の「CFO評価選定法(185スキル・能力)」で、チームとして(総力で)満点者を多数出し、スキル的にあまりに重複するケースの場合はマネジメント力の劣る方を人員削減対象としました。CFOの人選については、財務経理、経営企画部門の誰もが持ち合わせていない「メーカーのコスト競争力分析に長け、高いマーケティングスキルを持った人で、スキル、項目の80%を備えた人材、更に、少数精鋭を率いるための強力なリーダーシップと高いコミュニケーション能力を持った人材を選ぶことにしました。

約束のちょうど2ヶ月で新体制をスタートすることができましたが、今でも、「これこそ理想的なCFO選定作業」と自負しています。(因みに、投資ファンド=株主がこのCFOポジションに求めた要件は20項目ありましたが、彼は、そのうち18項目を充たしており、私どもでは、まさしくスーパーCFOとして位置付けております。

ネットワークを活用したCFOのケース

私どもが運営しております「CFOベストプラクティス・ネットワーク」は既に400名を超え、大きなネットワークとなっておりますが、そのメンバー(CFO)は学習会やフォーラム、交流会と活発に活動しております。中でも最も有用と思われるのが、専用メーリングリストを使った「公開広場」です。これは、各メンバーは、それぞれの会社でCFOやCFO補佐をやっているわけですが、そこで直面した問題、課題の解決の糸口を他メンバーから(場合によっては弁護士、会計士ほか専門家から)アドバイスをもらう、いわば相互助け合いの場なんです。現在は、あまりにメンバーが多いため、グループ化を検討中で、一部のスーパーCFOクラブを除いて中断していますが、過去、この場で上がったトピック、出来事を一部ご紹介しましょう。

この「公開広場」では、資金調達、コスト管理、資本政策の考え方ほか財務、経理/税務、経営企画の様々な問題に関しQ&Aが行われますが、次に紹介いたします例は、決して専門分野の質問ではないものも含まれていますが、ネットワークの良さが現われています。

①渋谷にオフィスを構えるあるITベンチャー企業B社のCFOがこのような問い合わせをなげかけました。「渋谷地区で名刺100枚3000円以下で刷ってくれるところ、どなたか知りませんか?」と。最初、このメールを見ました時、もう少しレベルの高い質問をしてくれないかなと思ってました(笑)。この問い合わせに、2人の者が実に 丁寧に答えていました。そのやり取りが終って、あるメンバーがコメントして来ました。「これこそ、ネットワーク化の最高の効果!」と。最初、馬鹿にしていた私自身、恥ずかしくなったのを覚えています。

②あるIPOが視野に入ったベンチャー企業C社のCFOが、こんなお願いメールを出しました。「どなたかN証券の公開引受部長と懇意にしている人、いませんか?いたら、紹介して下さい」と。実際、メンバーのあるCFOがN証券まで同行し公開引受部長を直接紹介いたしました。本人からすると、これはとても有り難いこと。助け合いが浸透した証でした。

③資金繰りに困ったある中堅メーカーD社のCFOがこんなメールを出しました。「資金繰りがとても苦しい。支払いの一部のストップ(遅ら)せざるをえない。社員の減給は既に実施しいる。原材料の支払いはまさかストップできない。そこで、消費税等税金の支払いや、一部法定福利の支払いに手をつけざるをえなくなった。皆さんにお聞きしたいのは、どれから手をつければいいか、どの支払いストップが一番問題を起こさないか、どなたか教えて下さい」と。これに数名が丁寧に答えていました。このような質問には、会計・税務事務所と言えども、答えにくい。勿論、回答は匿名で行われましたが、質問者のお礼メールに涙した者は数多くいたのではないだろうか。

④上記③のケースで回答したCFOの一人が所属する会社E社が、このD社を吸収合併した。勿論、この資金繰りに関する質問メールがきっかけである。

CFOベストプラクティス・ネットワークとは、CFOやCFOを目指す者が自己研鑽をはかり、そしてお互い切磋琢磨するとともに、メンバー同士が助け合う場なんです。

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